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PCIe Gen4仕様を想定した3.3V PCIeクロックジェネレータIDT 9FGL06/9FGL08

IDTは、クロックジェネレータの低電力PCI Express(PCIe)に、6出力と8出力の3.3 Vクロックジェネレータ「9FGL06」「9FGL08」を追加した。従来のPCIeクロックデバイスの約1/5の電力となる約100mWで動作する。

» 2015年07月06日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 IDTは2015年6月、クロックジェネレータの低電力PCI Express(PCIe)に、6出力と8出力の3.3Vクロックジェネレータ「9FGL06」「9FGL08」を追加したと発表した。従来のPCIeクロックデバイスの約1/5の電力となる約100mWで動作し、PCIe Gen 1/Gen 2/Gen 3に準拠した。

3ps rms未満の位相ジッターに対応

 9FGL06/9FGL08は、出力ごとの出力インピーダンス構成により、外部終端コンポーネントがなくても、1つの部品をさまざまなインピーダンス環境で使用できる。SoC対応デバイスは、次世代のPCIe Gen4仕様を想定。PCIe Gen3仕様の位相ジッター要件を上回るため、3ps rms未満(12k〜20M)の位相ジッターを必要とするアプリケーションにも対応するという。

 さらに、同社のPCIeクロックジェネレータ「1.5V 9FGUシリーズ」「1.8V 9FGVシリーズ」とはピン互換が可能。パッケージは5×5mmおよび6×6mmと小型で、また統合された終端抵抗により、基板面積を最大で90%削減できる。

 9FGL0/9FGL08は既に出荷を開始しており、同社では今後、2出力の「9FGL02」、4出力の「9FGL04」を2015年第3四半期に出荷する予定だ。

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