SMKは、プッシュスイッチ「HCF」シリーズのクリック率向上タイプを開発した。高荷重(4.8N)を維持しながら、より明瞭な操作感となっている。
SMKは2015年7月、プッシュスイッチ「HCF(High Click Feeling)」シリーズのクリック率向上タイプを開発し、製品ラインアップを拡充したと発表した。HCFシリーズは、高荷重が求められる車載機器の操作用スイッチとして開発されたもので、従来通りの操作荷重(4.8N)を維持しながら、より明瞭な操作感となっている。
また同製品は、従来製品と同一の外形寸法である3.5mm×3.0mm×1.85mmとなっていて、基板パターンを変更することなく置き換えることが可能だ。
今回発表されたクリック率向上タイプの作動量は0.17mm±0.1mmで、動作寿命は20万回。接点密封構造や実装強度では、高い接触信頼性を持つ。
サンプル価格は1個当たり100円で、生産能力は月間100万個とされている。
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