SMKは、ITO電極を上下2枚のガラスで構成した静電容量方式ガラス/ガラス(G1G)タッチパネルを開発し、受注を開始した。ガラスを貼り合わせる構成を採用し、感度を高めた。
SMKは3月、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウム スズ)電極を上下2枚のガラスで構成した「静電容量方式ガラス/ガラス(G1G)タッチパネル」を開発し、受注を開始した。
同製品は、ガラスを貼り合わせる構成を採用し、センサー間に距離を持たせることで感度を高めた。また、センサーガラスの厚みを変えることで、製品の厚みにバリエーションを持たせることもできる。さらに、ブリッジもないため、タッチパネルの見栄えも向上するという。
同社は既に、ガラス1枚のG2、OGS(One Glass Solution)、フィルム2枚のフィルム/フィルム(F1F)タッチパネルの量産に対応。これにガラス/ガラス(G1G)タッチパネルを加えることで、静電容量方式タッチパネルのレパートリーを拡充した。
カスタム仕様のみの対応のため、価格は仕様により異なる。主な用途は、カーナビゲーション、車載用センターコンソールなどを想定している。
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タッチパネルの原理Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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