太陽誘電は、2.4GHz帯と5GHz帯の周波数帯を利用できる無線モジュール「WYSAAVDXB」を発表した。パターンアンテナに比べて高効率で、IEEE802.11a/b/g/nとBluetoothの無線通信を1つのモジュールで利用できる。
太陽誘電は2015年7月、2.4GHz帯と5GHz帯の周波数帯を利用できる無線モジュール「WYSAAVDXB」を発表した。産業機器市場や環境・エネルギー市場向けで、同月から量産を開始する。
WYSAAVDXBは、多数の機器が利用している2.4GHz帯に加え、5GHz帯にも対応したデュアルバンドアンテナを搭載している。パターンアンテナに比べて高効率で、30×15×2.45mm(高さは最大値)という小型サイズを可能にした。電波法にも適合し、高周波回路の設計技術などがなくても、機器に無線機能を搭載できる。
さらに、IEEE802.11a/b/g/nとBluetoothの無線通信を1つのモジュールで利用できるため、機器開発期間を短縮できるという。
サンプル価格は5000円で、今後は無線モジュールの商品開発も進め、一層の小型化やIEEE802.11acなどの新たな無線規格への対応も目指す。
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