ザイリンクスは2016年11月、16nm Virtex UltraScale+ FPGAファミリーの新製品を発表した。プロセッサとFPGA間のデータ共有をシームレスにするキャッシュコヒーレントインターコネクト(CCIX)技術と広帯域メモリ(HBM)を搭載している。
ザイリンクスは2016年11月、プロセッサとFPGA間のデータ共有をシームレスにするキャッシュコヒーレントインターコネクト(CCIX)技術と広帯域メモリ(HBM)を搭載した16nm Virtex UltraScale+ FPGA「VU31P」「VU33P」「VU35P」「VU37P」を発表した。既に量産出荷を開始している。
今回発表のVirtex UltraScale+ファミリー4製品は、DDR4 DIMMに比べて20倍の高帯域幅を持ち、消費電力を1ビット当たりで4分の1に抑えた。さらに、CCIX IPによって任意のCCIX対応プロセッサに演算アクセラレーションアプリケーションを割り当てたキャッシュコヒーレントアクセラレーションを可能にした。
4製品には、第3世代のCoWoS(Chip on Wafer on Substrate)技術を利用。同社では、機械学習やイーサネット接続、8K映像などの演算処理の多いアプリケーションに適した製品とコメントしている。
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