PIC32MZ DAファミリーは、24ビットカラーのSVGA(Super Video Graphics Array)ディスプレイを駆動可能な3層グラフィックスコントローラーや32MバイトのSDRAM、640KバイトのSRAMを内蔵する他、SPI、I2C、I2S、USBなどの各種接続インタフェースを装備した。128MバイトのSDRAMを外付けすることもできる。
PIC32MZ DAファミリーのブロック図 出典:マイクロチップテクノロジー
開発環境として、同社の統合ソフトウェアフレームワーク「MPLAB Harmony」、統合開発環境「MPLAB X」、「PIC32 MCU」向けコンパイラ「MPLAB XC32」、インサーキットデバッガ「MPLAB ICD 3」、インサーキットエミュレーションシステム「MPLAB REAL ICE」が使用できる。これらと組み合わせることで、アプリケーションの色深度やディスプレイサイズ(最大12インチ)が向上し、マイクロプロセッサユニット(MPU)に匹敵するグラフィックス性能の提供が可能になるという。