ウェーブスプリッタ・ジャパンは、インターネットや携帯網のブロードバンド化に対応する5種類の100Gビット/秒(Gbps)光トランシーバー製品「WST-QS28」シリーズを発表した。従来のIEEE LR4準拠製品に比べ、3〜5割程度コストを低減できる。
ウェーブスプリッタ・ジャパンは2018年2月、インターネットや携帯網のブロードバンド化に対応する5種類の100Gビット/秒(Gbps)光トランシーバー製品「WST-QS28-SR4-C」「WST-QS28-P4-C」「WST-QS28-CM4-C」「WST-QS28-4ML-C」「WST-QS28-LR4-C」を発表した。従来のIEEE LR4準拠製品に比べ、3〜5割程度コストを低減する。伝送経路が直線距離だけに制限されず、効率の高いデータセンター構築に活用できる。
同製品群は、低コストで中距離伝送に適したMSA(Multi-Source Agreement)と呼ばれる業界標準に準拠。伝送距離が500mと2kmに対応するWST-QS28-P4-CとWST-QS28-CM4-Cでは、従来のIEEE LR4準拠製品に比べ3〜4割程度の低コストで導入できる。また、伝送距離が10kmに対応するWST-QS28-4ML-Cは、約半額で導入可能だ。
WST-QS28-SR4-Cは、伝送距離100mでIEEE SR4に、またWST-QS28-LR4-Cは、伝送距離10kmでIEEE LR4に準拠する。WST-QS28-P4-Cは多芯ファイバー用途、WST-QS28-CM4-CとWST-QS28-4ML-Cは2芯ファイバー用途となる。
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