最大変換効率93%のDC-DCコンバーター:Vicor 80W ChiP DCM
Vicor(バイコー)は、DCMファミリーに、変換効率に優れたDC-DCコンバーターChiP「80W ChiP DCM」を追加した。9〜75Vと広い入力電圧範囲から、絶縁および定電圧化されたDC電圧を出力する。
Vicor(バイコー)は2019年2月、DCMファミリーに、電力密度が63W/cm3のDC-DCコンバーターChiP(Converter housed in Package)「80W ChiP DCM」を追加した。9〜75Vと広い入力電圧範囲から、絶縁および定電圧化されたDC電圧を出力する。出力電圧は12V、24V、28V、48Vの4種類がある。
DC-DCコンバーター「80W ChiP DCM」
ゼロ電圧スイッチング(ZVS)トポロジーによる高周波スイッチングにより、入力電圧範囲の全体において高い変換効率(最大93%)を発揮する。
高電圧および低電圧異常、過負荷、短絡、熱保護などの機能を搭載。アイソレーションは最大4242Vdcで、動作電流を完全に制限する。
80W ChiP DCMは、−55℃で動作するMグレード、3623ChiPパッケージ(36×23mm)で提供される。既に、無人偵察機や車載、レーダー、輸送、製造ラインの制御など定電圧精度が要求される防衛や産業機器分野などのアプリケーションに使用されている。
- 384V入力から24Vが供給できるDC-DCコンバーター
バイコージャパンは、24V出力のDC-DC電圧変換比固定型コンバーター「BCM6123TD1E2663Txx」を発表した。公称入力384V DC入力から、SELV(Safety Extra Low Voltage)回路で24Vの絶縁された2次側出力を供給する。
- 基板、シャシー実装が可能なDC-DCコンバーター
バイコージャパンは、最大600W出力の絶縁型DC-DCコンバーター「DCM」シリーズに、基板実装、シャシー実装対応が可能なパッケージ「VIA」を採用した「VIA DCM」を追加した。
- 電力密度従来比10倍の超小型・高効率絶縁型DC-DCコンバータ電源
バイコージャパンは、超小型・高効率絶縁型DC-DCコンバータ電源「DCMシリーズ」を発売した。独自のスイッチング技術に新たなパッケージング技術を併せることで、大電力化、高効率化、小型化を可能にした。
- 出力120〜960WのDINレール電源ユニット
RECOM Powerは、産業アプリケーション向け電源ソリューションのラインアップを拡充し、2フェーズおよび3フェーズで動作するAC-DC DINレール電源ユニット「REDIN/3AC」シリーズを追加した。
- 1μA分解能電流測定機能を搭載した3出力DC電源
キーサイト・テクノロジーは、暗電流や待機電流に対応する1μA分解能電流測定機能を搭載した3出力DC電源「E36300A」シリーズを発売した。色分けした3チャネル全ての電圧や電流をディスプレイに同時に表示できる。
- 最大10A対応、100W出力の同期降圧レギュレーター
ビシェイ・インターテクノロジーは、同期降圧レギュレーター「microBUCK」の新製品として、2〜10A出力の「SiC46X」ファミリーを発表した。4.5〜60Vの幅広い入力電圧に対応し、100W以上の出力電力を可能にした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.