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補償、増幅有りのマイクロフォースセンサー日本ハネウェル FMAシリーズ

日本ハネウェルは、補償および増幅有りのマイクロフォースセンサー「FMA」シリーズを発売した。ASICを内蔵しており、オフセットや感度、温度特性、リニアリティを補正する。

» 2020年07月16日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 日本ハネウェルは2020年7月、補償および増幅対応のマイクロフォースセンサー「FMA」シリーズを発売した。ピエゾ抵抗ベースの力センサーで、規定フルスケールフォーススパンと温度範囲において、荷重をレシオメトリックでデジタル出力する。

マイクロフォースセンサー「FMA」シリーズ

 ISO 9001規格に準拠し設計、製造。動作荷重範囲は5N、15N、25Nから選択できる。出力はSPIまたはI2C。機械的に結合された金属製の球体表面に負荷される力に対して、正比例な安定出力を提供する。ASICを内蔵しており、オフセットや感度、温度特性、リニアリティを補正する。

 動作温度および保管温度は−40〜+85℃で、温度補償範囲は5〜50℃となる。電源電圧は3.3Vdcまたは5.0Vdc、消費電力は14mW、精度は±2%FSS(標準値)。また、内部診断機能を備え、センサー内部の電気経路のオープン、ショートを検出できる。

 パッケージサイズは5×5mmで、ポケットテープとリール梱包で提供する。携帯型を含む輸液ポンプや経腸栄養ポンプ、腎臓透析機などの医療分野向け、負荷および圧縮感知、タッチパネル、ロボット機器、重量測定など工業分野向けの用途を見込む。

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