アドバンテックは、3.5インチのシングルボードコンピュータ「MIO-5393」を発表した。146×102mmの小型サイズながら、第8、9世代の「Intel Core」「Intel Xeon」プロセッサを搭載し、最大6コアに対応する。
アドバンテックは2020年7月、3.5インチのシングルボードコンピュータ(SBC)「MIO-5393」を発表した。146×102mmの小型サイズながら、第8、9世代のIntel Core、Intel Xeonプロセッサを搭載し、最大6コアに対応する。
MIO-5393は、USB 3.2 Gen2(10Gビット/秒)を利用することで、USB速度を2倍に高めることができる。組み込みGen9LPグラフィックエンジンを使用し、48ビットLVDS、最大解像度4K/30HzのHDMI、同4K/60HzのDisplayPortの3台同時ディスプレイを可能にした。最大32Gバイト、または選択したSO-DIMMモジュールで最大64GバイトのデュアルチャンネルDDR4 2400MHzをサポートする。
アクティブクーラーやパッシブヒートシンクを搭載した、45Wおよび25Wの2つのTDP(熱設計電力)SKUを採用し、−40〜+85℃の温度範囲で動作する。CPU周辺には4つのねじ穴を対称的に配置しており、熱抵抗を低減させ、熱を迅速に放散する。
I/Oポートは、デュアルGbE、SATA III、RS-232、RS-422、RS-485、CAN-BUS、SMBus、I2Cなどを備える。ストレージは、M.2 B-Key 2280、M.2 B-3042、M.2 E-Key 2230に対応。また、iManager 3.0やiManagerソフトウェアAPI、WISE-DeviceOnをサポートしている。
主に、軍事防衛マイクロサーバや自動光学検査(AOI)機器、乗客情報システム、屋外キオスクなど、高速処理が必要なアプリケーションでの用途を見込む。
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