125℃対応の電圧駆動型小型フォトリレー:東芝 TLP3407SRA、TLP3475SRHA、TLP3412SRHA
東芝デバイス&ストレージは、最大動作温度定格125℃の電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SRA」「TLP3475SRHA」「TLP3412SRHA」の出荷を開始した。2.0×1.45×1.3mmと小型で、基板のスペース削減やフォトリレー搭載数の増加に貢献する。
東芝デバイス&ストレージは2020年8月、最大動作温度定格125℃の電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SRA」「TLP3475SRHA」「TLP3412SRHA」の出荷を開始した。いずれも実装面積2.9mm2の小型S-VSON4Tパッケージで提供する。
電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SRA」「TLP3475SRHA」「TLP3412SRHA」
3製品は、最大動作温度定格を従来の110℃から125℃に拡張したことで、高温領域への実装が可能になり、機器の温度設計に余裕を持たせられる。
また、2.0×1.45×1.3mmと小型で、実装基板のスペースを削減する。フォトリレー搭載数を増やせることから、半導体テスターやプローブカード、バーンイン装置、計測器などに適している。
入力順電圧は3.3V、阻止電圧は60V、絶縁耐圧は500Vrms。オン電流はTLP3407SRAが1A、TLP3475SRHAとTLP3412SRHAが0.4Aとなる。オン抵抗はTLP3407SRAが0.3Ω、TLP3475SRHAとTLP3412SRHAが1.5Ωで、高速テスターのスイッチング素子に適している。
- 定電流2相ステッピングモータードライバIC
東芝デバイス&ストレージは、車載用の定電流2相ステッピングモータードライバIC「TB9120AFTG」を発売した。シンプルなクロック入力方式のみで正弦波電流を出力でき、高性能のマイコンやソフトウェアが不要になる。
- 2.2Vで動作可能な高速通信用フォトカプラ
東芝デバイス&ストレージは、電源電圧2.2Vから動作する、高速通信用フォトカプラ「TLP2312」「TLP2372」を発売した。標準データ伝送レートは、TLP2312が5Mビット/秒、TLP2372が20Mビット/秒となる。
- 600V耐圧の小型インテリジェントパワーデバイス
東芝デバイス&ストレージは、600V耐圧の小型インテリジェントパワーデバイス「TPD4162F」を発売した。高耐圧SOIプロセスの採用により、電力損失を従来品から10%低減。機器の変換効率向上に貢献する。
- 車載ECU用MOSFETゲートドライバスイッチIPD
東芝デバイス&ストレージは、車載ECU用のMOSFETゲートドライバスイッチIPD「TPD7107F」の販売を開始した。昇圧回路を内蔵し、多数の保護機能、診断機能を備える。AEC-Q100適合品で、車載機器用途に適している。
- 最新プロセス採用した80V耐圧NチャネルパワーMOSFET
東芝デバイス&ストレージは、最新世代プロセスを採用した80V耐圧NチャネルパワーMOSFET「U-MOS X-H」シリーズを発売した。「TPH2R408QM」「TPN19008QM」の2種を用意する。同社の従来品と比較して、ドレインソース間オン抵抗を約40%低減した。
- パワーデバイス向けプリドライブ用フォトカプラ
東芝デバイス&ストレージは、保護機能を搭載した中大電流IGBTとMOSFETプリドライブ用フォトカプラ「TLP5231」の量産出荷を開始した。産業用インバーターや太陽光発電用パワーコンディショナーなどの用途を見込む。
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