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最大10GHz帯域で4〜8チャンネルに対応オシロスコープテクトロニクス 6シリーズB MSO

テクトロニクスは、4、6、8チャンネルに対応した最大10GHz帯域のオシロスコープ「6シリーズB MSO」を発表した。最大で50ギガサンプル/秒のサンプルレートを有しており、高性能設計の信号を測定できる。

» 2020年09月30日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 テクトロニクスは2020年9月、4、6、8チャンネルに対応した最大10GHz帯域のオシロスコープ「6シリーズB MSO(ミックスドシグナルオシロスコープ)」を発表した。価格は350〜589万円(各税別)となっている。

最大10GHz帯域のオシロスコープ「6シリーズB MSO」

 同シリーズは、2GHz以上の周波数帯域で4、6、8チャンネルに対応可能。最大で50ギガサンプル/秒のサンプルレートを有しており、高性能設計の信号を測定できる。1mV/div、1GHzにおけるノイズは51.1μV未満で、50mV/div、10GHzでは1.39mV未満に抑えた。

解析向けのさまざまなオプションを搭載

 シリアル規格のプロトコルデコードやコンプライアンス、テスト、ジッタ解析、パワー解析の簡素化を目的としたさまざまなオプションを搭載。DDC(デジタルダウンコンバーター)がチャンネルごとに内蔵されており、複数のチャンネルでスペクトラム解析を実施できる。

 性能や操作性を損なわずにWindows 10とクローズドOSを切り替えられ、ディスプレイには15.6型HDのタッチパネルを採用。取り外し可能なSSDも搭載した。

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