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実習機能内蔵の200MHzデジタルオシロスコープテクトロニクス TBS2000Bシリーズ

テクトロニクスは、デジタルオシロスコープの新製品「TBS2000B」シリーズを発表した。レコード長5Mポイント、周波数帯域200MHz、最高サンプルレート2Gサンプル/秒の性能を提供する。

» 2020年05月20日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 テクトロニクスは2020年4月、デジタルオシロスコープの新製品「TBS2000B」シリーズを発表した。レコード長5Mポイント、周波数帯域200MHz、最高サンプルレート2Gサンプル/秒の性能を提供する。

デジタルオシロスコープ「TBS2000」シリーズ

9型WVGAディスプレイを採用

 大画面の9型WVGAディスプレイと時間軸15divの信号表示を採用し、同クラスのオシロスコープと比較して50%以上高い波形観測性能を有する。周波数帯域は、70MHzから100MHz、200MHzにアップグレードできる。

 新たな低ノイズフロントエンド設計により、高い信号品質と正確な波形測定を提供する。汎用性に優れた同社のプローブインタフェース「TeKVPI」を搭載しており、さまざまな種類のアクティブプローブや差動プローブ、電流プローブに対応する。

 また、学生や指導者による基礎工学実習をサポートする実習機能を内蔵。主なメニューの概要をテキストやグラフィックで表示したり、実習のインストラクションをオシロスコープにアップロードする機能などを備え、高専や大学、その他のトレーニング環境などでの活用が見込まれる。

 従来の「TBS2000」シリーズと同サイズで、同じプログラムインタフェースのため、完全な置き換えができる。価格は18万2000円から(税別)となっている。

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