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400GE対応のネットワーク検証システムキーサイト AresONE-S 400GE

キーサイト・テクノロジーは、ネットワーク機器やデータセンター環境検証用のテストシステム「AresONE-S 400GE」を発表した。400GEと低速のネットワークおよびデバイスを組み合わせた環境の検証が可能になる。

» 2021年03月30日 09時00分 公開
[EDN Japan]

キーサイト・テクノロジーは2021年3月、ネットワーク機器やデータセンター環境検証用のテストシステム「AresONE-S 400GE」を発表した。400GE(ギガビットイーサネット)と低速のネットワーク、デバイスを組み合わせた環境の検証が可能になる。

 同システムは、6.4Tビット/秒の負荷やストレストラフィックにより、複数のイーサネット速度においてデータ伝送エラーの検出やデバッグを実行する。また、複数のシステムを同期することで、25.6Tビット/秒のネットワーキングデバイスや機器を単一のテストシステムとして検証できる。

16ポートと8ポートのオプションを選択可

 同システムの固定シャーシは2ラックになっていて、16ポートと8ポートの2種類のオプションを選択可能。8ポートシャーシで4ポート、16ポートシャーシで8ポートを購入することで、低ポート数のテストにも対応できる。

テストシステム「AresONE-S 400GE」

 レイヤー2〜3のプロトコルエミュレーションプラットフォーム「IxNetwork」も搭載。ネットワーキングプロトコルや、データプレーントラフィックの多様なリストを備えたエンドツーエンドテストにより、ネットワークインフラの性能を検証する。

 テストプラットフォームは、400/200/100/50GE PAM4(パルス振幅変調レベル4)および、100/50/40/25/10GE NRZ(非ゼロ復帰)に対応。従来の100GE NRZから400GE PAM4などへの移行に際し、双方のエンコーディングを検証できる。

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