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低温特性を改善した電気二重層キャパシター太陽誘電 LTシリーズ

太陽誘電は、低温時の特性変化が少ないシリンダ形電気二重層キャパシター「LT」シリーズを商品化した。「LT08202R7335」など8製品をラインアップしている。公称容量は3.3〜50F、初期交流内部抵抗規格は10〜60mΩだ。

» 2021年07月15日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 太陽誘電は2021年7月、低温時の特性変化が少ないシリンダ形電気二重層キャパシター「LT」シリーズを商品化した。「LT08202R7335」をはじめ、8製品を用意する。同月から量産を開始する予定で、サンプル価格は1個80〜660円だ。

シリンダ形電気二重層キャパシター「LT」シリーズ

従来のLPシリーズから低温時の特性変化を改善

 LTシリーズは、屋外など低温環境での使用を想定して、従来のLPシリーズから初期交流内部抵抗を低減し、低温での特性変化を抑えている。

 公称容量は3.3〜50F、サイズ(直径×長さ)は8.0×20〜18.0×40mm、上限使用電圧は2.7Vで、初期交流内部抵抗規格は10〜60mΩ、使用温度範囲は−40〜+70℃となっている。

 主な用途として、スマートメーターやドライブレコーダー、サーバなどの電力供給を補うピークアシスト用蓄電デバイスやバックアップ用の非常用電源を見込む。

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