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波形画像/データの保存とさまざまなプローブ初めて使うオシロスコープ(5)(4/6 ページ)

» 2022年04月12日 10時00分 公開
[TechEyesOnline]

オシロスコープに接続できるさまざまなプローブ

 オシロスコープの基本は電圧信号の波形を測定するものであるが、下図に示すようなさまざまなプローブを使うことによって測定できる信号の種類は広がる。

図6:オシロスコープに接続されるさまざまなプローブ[クリックで拡大]

 パッシブプローブは電源供給の必要はないが、アクティブプローブはプローブ内の電子回路を駆動するために電源供給が必要となる。現在のオシロスコープでは、メーカーごとに規格されたプローブインタフェースから駆動電源が供給されるようになっている。このため、一部の製品を除いて外部電源を用意する必要はない。また、プローブインタフェースはメーカーごとに規格されているため、異なるメーカーのプローブは使えない。

 プローブインタフェースは電源供給だけではなく、プローブとオシロスコープ本体の間で通信ができるようになっている。

TBS2000Bが使えるプローブ類

 エントリーモデルのTBS2000Bでは、標準の受動電圧プローブ以外に下記のプローブ類が使えるようになっている。目的に応じてプローブを選択することになる。

図7:TBS2000Bに使えるプローブ類(受動電圧プローブを除く)[クリックで拡大]

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