ビシェイ・インターテクノロジーは、車載グレードのガラス保護型NTCサーミスター「NTCS0603E3.....T」および「NTCS0805E3.....T」シリーズに、新たな電気抵抗値を導入した。従来の5kΩに加え、1kΩや1.5kΩが利用可能になった。
ビシェイ・インターテクノロジーは2022年4月、車載グレードのガラス保護型NTCサーミスター「NTCS0603E3.....T」および「NTCS0805E3.....T」シリーズに、新たに25℃下の電気抵抗値(R25)を導入したと発表した。
同値の導入により、従来の電気抵抗値5kΩに加えて、1kΩや1.5kΩといった低い抵抗値を利用可能になった。車載部品をEV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車)のIGBT、パワーMOSFETモジュールの保護用に最適化する。
R25とB定数(B25/85)値は、いずれも許容差1%以下となっている。動作温度範囲は−40〜+150℃だ。
ケースサイズは、NTCS0603E3.....Tが0603、NTCS0805E3.....Tが0805。MELF抵抗器よりも小型で、容易に実装でき、長期的な温度ストレスに伴う反りへの耐性にも優れる。面実装構造でニッケルスズ端子を採用し、ウェイブやリフローはんだ付けに対応する。
ハロゲンフリー品で、RoHS指令に準拠する。既にサンプルと製品の提供を開始しており、4000個入りのリールに梱包したパンチング紙テープでの納品となる。
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