テレダイン・レクロイは、高電圧光アイソレーションプローブ「DL-ISO」向けに、1000Vチップ「DL-ISO-1000V-TIP」と2500Vチップ「DL-ISO-2500V-TIP」を発売した。最大1GHzの帯域で、高DCバス電力変換システムの出力信号を測定できる。
テレダイン・レクロイは2022年11月、高電圧光アイソレーションプローブ「DL-ISO」向けに、1000Vチップ「DL-ISO-1000V-TIP」と2500Vチップ「DL-ISO-2500V-TIP」を発売した。最大1GHzの帯域で、高DCバス電力変換システムの出力信号を測定できる。
同社の高電圧光アイソレーションプローブ「DL03-ISO」「DL07-ISO」「DL10-ISO」と互換性を有し、入力ダイナミックレンジを既存の200Vから、1000Vまたは2500Vまで拡張できる。最大1GHz帯域で、600Vクラス以上のSiC(炭化ケイ素)、GaN(窒化ガリウム)などのワイドバンドギャップ電力変換システムを総合的に測定可能となる。
5.08mmピッチの角ピンで接続し、高電圧に対応する。リードは約38mm超で、競合製品よりもプロービングのアクセスがしやすい設計となった。非破壊最大電圧は、DL-ISO-1000V-TIPが1250V、DL-ISO-2500V-TIPが3300V。同相信号除去比は、それぞれ125dB、115dBとなる。
また、先端リードを拡張するアクセサリーキット「DL-ISO-ACC-KIT」の提供も開始。各製品の納期は、チップが受注後14週間、キットが注文後8週間となる。
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