マイクロチップ・テクノロジーは、マルチチャンネルの車載向けリモート温度センサー「MCP998x」ファミリーの受注を開始した。温度耐性が高く、車載アプリケーションに適している。
マイクロチップ・テクノロジーは2024年1月、マルチチャンネルのリモート温度センサー「MCP998x」ファミリーの受注を開始した。温度耐性が高く、車載アプリケーションに適している。
同ファミリーは、最大5つの監視用チャンネル、複数のアラート、シャットダウン方法を備える。1つの統合型温度センサーで複数箇所の温度をモニタリング可能で、いくつかの熱源を管理するシステムをサポートする。
配線抵抗誤差修正やセンサートランジスタのベータ補償機能を内蔵し、精度向上を図るための機構を追加する必要はない。10種の車載グレードを用意していて、そのうち5種はシャットダウン制御出力安全機能を搭載。ソフトウェアによる上書きや悪意のある無効化を防止する。
主な用途は、ADAS(先進運転支援システム)、HIDランプ、車載サーバ、インフォテインメントシステム、動画処理、エンジン制御など。開発ツールとして、評価用ボード「EV23P16A」を使用できる。
シングルコアArm Cortex-A53採用、TSN搭載Ethernetスイッチ
拡張コード保護機能を搭載したマイコン
200以上のオプションを選択できる、プレスフィット端子パワーモジュール
I3C/MVIO搭載、3つの電圧ドメインで動作可能なMCU
ISO 26262準拠、10BASE-T1S SPEソリューションCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング