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2種のRF出力パワーを選択可能な、長距離IoT通信向けSiPモジュールSTマイクロ STM32WL5MOC

STマイクロエレクトロニクスは、長距離IoT(モノのインターネット)通信向けのSiP(System in Package)モジュール「STM32WL5MOC」を発表した。LoRaWANやSigfoxネットワーク接続の認証を取得していて、LoRa変調やGMSK、GFSK、BPSKなどの変調方式に対応する。

» 2024年02月13日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 STマイクロエレクトロニクスは2024年1月、長距離IoT(モノのインターネット)通信向けのSiP(System in Package)モジュール「STM32WL5MOC」を発表した。既に量産を開始していて、1万個購入時の単価は約9.09米ドル(約130円)となる。

長距離IoT通信向けSiP「STM32WL5MOC」 長距離IoT通信向けSiP「STM32WL5MOC」 出所:STマイクロエレクトロニクス

 同社のワイヤレスSoC(System on Chip)「STM32WL55JC」をベースとし、温度補償型水晶発振器やバラン、マッチング回路、送受信スイッチ、フィルターなどを集積する。864M〜928MHzの周波数帯で動作し、世界各地でライセンスフリーで使用できる。スマートセンシングや遠隔メーター計測、スマートインフラといった用途に適する。

 LoRaWANやSigfoxネットワーク接続の認証を取得していて、LoRa変調、GMSK、GFSK、BPSKなどの変調方式に対応する。標準プロトコルやWi-Sun、wM-Bus、Miotyといった独自プロトコルとの互換性も備える。

2種のRF出力パワーを選択可能

 RF出力パワーは、最大22dBmまたは15dBmから選択可能。22dBmは米国やアジア地域で許可されていて、15dBmは欧州などの規格に適合する。

 Arm Cortex-M4コアとCortex-M0+に加え、256Kバイトのフラッシュメモリ、64KバイトのRAMを搭載する。Cortex-M0+は、鍵管理やセキュアファームウェアインストールおよびアップデート、Sub-GHz MACレイヤーといったセキュアなサービスを有する。

 同製品を搭載したワイヤレス試作開発ボード「B-WL5M-SUBG1」の提供も開始。単価は約52.5米ドル(約7800円)となっている。

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