SMKは、コイン型電池「CR2032」の置き換えが可能な「自立給電型コインバッテリーモジュール」を開発した。太陽光発電を利用したエナジーハーベスティングと、Bluetooth Low Energy通信を一体化している。
SMKは2024年9月、コイン型電池「CR2032」の置き換えが可能な「自立給電型コインバッテリーモジュール」を開発した。太陽光発電を利用したエナジーハーベスティングと、Bluetooth Low Energy通信を一体化している。
モジュールサイズは直径20mm、厚さ3.2mmで、既存のコイン型電池ボックスに収まるサイズに電池やPVセル、通信回路、各種センサーを一体化した。エナジーハーベスティング技術とBluetooth Low Energy5.3の低消費電力通信を組み合わせることで、リモコンやセンサーなどの電池交換が不要となる。
外部アンテナを用いたワイヤレス電力伝送(WPT2)にも対応し、太陽光発電が困難な場所でも利用できる。PVセルサイズは直径16mm(アクティブエリア)で4セル、定格出力電圧は3.0V±2%、電池容量は4mAhだ。
リモコンやIoT(モノのインターネット)トラッカー、センサー、PC周辺機器、自転車アクセサリーなどでの利用を想定している。
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