QDレーザは、小型の可視レーザーモジュール「Lantana」を開発した。可視レーザーに加えてCW/変調ドライバー、光出力モニター、ペルチェ素子を搭載。プラグアンドプレイに対応している。
QDレーザは2024年10月、小型の可視レーザーモジュール「Lantana」を発表した。既に国内外の顧客に向けて、サンプル受注を開始している。
Lantanaは、可視レーザーやCW/変調ドライバー、光出力モニター、ペルチェ素子を搭載する小型の箱型モジュール。サイズは38×62×22.5mm(53cc)、重量は90gとなっている。波長は532/561/594nmの3種を用意する。
プラグアンドプレイ型のユニットで、PCにUSBケーブルを挿入すればすぐに使用できる。また、同社独自の半導体アンプを集積したDFBレーザーと波長変換素子を用いたレーザー構造を採用している。可視光での単一波長が得られるほか、光出力の安定性に優れる。
シリアル通信制御により、CW駆動とデジタル変調駆動(パルス駆動)の双方に対応。出力は5/20/30/50mW(CW)となっている。
セルソーターやフローサイトメーター、レーザー顕微鏡、ラマン分光といったバイオメディカル検査装置での用途に適する。
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