ユーシーテクノロジは、統合開発環境MPLAB X IDEに対応した「UCT μT-Kernel 2.0 PIC32開発キット」を発売した。リアルタイムOS「UCT μT-Kernel 2.0」をMicrochipの32bitマイクロコントローラに移植し、統合開発環境MPLAB X IDEに対応させた。
ユーシーテクノロジは2015年7月、統合開発環境MPLAB X IDEに対応した「UCT μT-Kernel 2.0 PIC32開発キット」を発売した。対応マイコンは、Microchipの「PIC32シリーズ」となる。
UCT μT-Kernel 2.0開発キットは、組み込みRTOSの標準化・推進団体であるトロンフォーラムのμT-Kernel2.0仕様に準拠したリアルタイムOS「UCT μT-Kernel 2.0」をMicrochipの32bitマイクロコントローラPIC32MX(MIPS M4Kコア)に移植し、統合開発環境MPLAB X IDEに対応させたものとなる。
UCT μT-Kernel 2.0のソースコードに加え、MPLAB X IDEの開発環境設定ファイル、各種サンプルソフト、テンプレートが付属している。対応マイコンはPIC32シリーズで、ユーザーは購入後すぐに、PIC32でのリアルタイムアプリケーションソフトの開発を開始できるため、応用製品の開発期間を短縮できるという。
価格は39万8000円(税別)で、3カ月間の無償サポート付き。
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