アンリツは、シグナルクオリティーアナライザー「MP1900A」シリーズ用の測定オプション「Variable ISIオプション MU195020A-040/041」「USBリンクトレーニング ソフトウェア MX183000A-PL022」を発売した。
アンリツは2017年12月、シグナルクオリティーアナライザー「MP1900A」シリーズ用の測定オプション「Variable ISIオプション MU195020A-040/041」「USBリンクトレーニング ソフトウェア MX183000A-PL022」を発売した。MP1900Aに実装することで、データセンターの高速ネットワークやバスインタフェースの受信性能評価を低コストで実施できる。
MU195020A-040/041は、パルスパターン発生器のデータ出力機能オプション。パルスパターン発生器を搭載するMP1900Aへの実装により、高速インタフェースの受信性能評価で必要となる伝送路損失を模擬したテスト信号を発生できる。
各通信規格に対応した信号の損失やノイズを意図的に発生させることが可能で、これまでユーザーが製作していた信号劣化用のプリント基板が不要になる。100Gイーサネット規格やPCI Express Gen4/5、USB3.1、Thunderboltなどのバスインタフェース規格の受信性能を、よりシンプルな構成で評価できる。
MX183000A-PL022は、USBインタフェースの測定用ソフトウェア。MP1900Aに実装することで、USB3.1の評価で必要となるリンクトレーニングやその状態遷移のログ解析が行える。MP1900Aと測定対象物との接続で問題が発生した場合、その原因を究明する。
両オプションでMP1900Aの高速インタフェース測定機能を強化することで、イーサネット、PCI Express Gen4/5、USB3.1、Thunderboltの受信性能評価を低コストかつ効率良く検証可能になるとしている。
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高速シリアルの多レーン化がもたらすシグナルインテグリティの新たな課題Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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