5G向けチャンネルサウンディングソリューションを提供 : キーサイト 5Gソリューション
キーサイト・テクノロジーは、5Gモバイルアプリケーション向け28GHz帯チャンネルサウンディング(空間電波伝搬特性)ソリューションを発表した。無線機器メーカーや携帯事業者に同ソリューションを提供し、5G(第5世代移動通信)技術の発展に貢献する。
キーサイト・テクノロジーは2018年4月、無線機器メーカーや携帯事業者向けに、5Gモバイルアプリケーション向け28GHz帯チャンネルサウンディング(空間電波伝搬特性)ソリューションを発表した。
28GHz帯チャンネルサウンディングソリューション
同ソリューションと広帯域MIMOデータキャプチャー技術を組み合わせることで、5Gの基盤開発や検証に必要なパスロス、電力遅延プロファイル、角度プロファイル、ドップラーシフトといったフェージングプロファイルのパラメーター測定において、マルチパスパラメーターの分解能を向上させることができる。
チャンネルサウンディングシステムデジタイザ設定
同社はNTTドコモと協力して、高周波数帯チャンネルサウンディングの研究プロジェクトを進めている。同プロジェクトを通じて、キーサイトは無線機器メーカーや携帯事業者に28GHz帯チャンネルサウンディングソリューションを提供し、5G技術の発展に貢献する。
1μA分解能電流測定機能を搭載した3出力DC電源
キーサイト・テクノロジーは、暗電流や待機電流に対応する1μA分解能電流測定機能を搭載した3出力DC電源「E36300A」シリーズを発売した。色分けした3チャネル全ての電圧や電流をディスプレイに同時に表示できる。
5Gサブ6GHz機器の評価ソフトウェアオプション
アンリツは、ユニバーサルワイヤレステストセット「MT8870A」向けに、5G(第5世代移動通信)サブ6GHz帯に対応するソフトウェアオプション「5G Sub-6GHz New Radio Uplink送信測定」「Downlink波形ファイル」を発表した。
5G対応シグナルアナライザーの外部インタフェース
アンリツは、次世代高速無線通信用シグナルアナライザー「MS2850A」のデータ転送オプションとして、高速データ転送外部インタフェースPCI Express(以下、PCIe)「MS2850A-053」と高速データ転送用外部インタフェースUSB 3.0「MS2850A-054」を発売した。
今さら聞けない5G入門、要件実現に向けた新技術
2020年の一部商用化に向け、2017年より実証実験が日本でも開始される見通しの5G(第5世代移動通信)。通信事業者や大学、計測器メーカーがその要件実現に向けて精力的に研究開発に取り組む。本連載では、計測器メーカーであるローデ・シュワルツの視点から5Gの動向をお届けする。
5G実現へ検討される新たな周波数帯と変調方式
5Gの要素実現に向けて、センチ波やミリ波などの周波数帯、新たな変調方式などが活発に議論されている。連載第2回目となる今回は、5G実現に向けた新たなエアインタフェースについて解説する。
5G実現に求められる新しいアンテナ測定方法
5Gで求められている超多数接続の実現のために議論されている、Massive MIMO(大規模MIMO)とアンテナ技術。連載第3回目となる今回は、2つの新しいアンテナ測定方法を提案する。
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