小型形状で堅牢性の高い基板対基板用コネクター:第一精工 NOVASTACK 35-PN
第一精工は、小型形状で堅牢性の高い基板対基板用コネクター「NOVASTACK 35-PN」を発表した。0.35mmピッチの基板対基板用コネクターにおいて、奥行き1.7mmの小型形状で基板占有面積を削減する。
第一精工は2018年8月、小型形状で堅牢性の高い基板対基板用コネクター「NOVASTACK 35-PN」を発表した。基板占有面積の削減とスムーズな嵌合作業を通じて、モバイル機器の小型化と内部機器の高密度化を可能にする。
「NOVASTACK」シリーズは、同社のコネクター関連のブランド「I-PEX Connectors」より販売する基板対基板コネクターだ。NOVASTACK 35-PNは、0.35mmピッチの基板対基板用コネクターにおいて、奥行き1.7mmの小型形状で基板占有面積を削減する。
小型形状でありながら、堅牢なメタルガイド構造を持ち、スムーズな嵌合と強度アップにより嵌合時の破損を防止する。ホールドダウンは、4A×2本の電源コンタクトとして使用できる。
基板対基板用コネクター「NOVASTACK 35PN」
- そのコネクタ、電源オンで抜き挿ししても大丈夫?
産業用メカトロニクス機器の不具合解析に従事する筆者の元には、電源を入れたままコネクタを抜き差しする“活線挿抜”が原因で故障した製品がよく持ち込まれる。たとえ機器の設計者が活線挿抜を仕様上「禁止」としていても、現場のユーザーはやむを得ない事情で活線挿抜をしてしまう。設計者もユーザーも、これが故障につながることを認識すべきだ。
- 差動伝送路のケーブル・コネクターの選び方と設計上の注意
基板間や筺体間の通信に使用されるケーブルとコネクターに求められる特性やその選定方法、ピンアサインなどについて説明していきます。
- USB3.1スクリューネジ付きケーブルハーネス
日本航空電子工業は、USB Type-C「DX07」シリーズに、USB3.1規格対応のスクリューロック付きケーブルハーネス「DX07550B20K19510」「DX07550B10N19510」を追加した。筐体にネジ固定が可能で、堅牢性を高める。
- 高温でも接続信頼性の高い電線対基板コネクター
日本モレックスは、105℃の高温環境下でも、電気的、機械的に高い接続信頼性を発揮する電線対基板用コネクターシステム「Micro-Lock Plus」を発表した。1.25mmピッチのコンパクトサイズと高い接続信頼性を両立している。
- 薄型のIoT機器やモバイル機器に対応、ファインピッチの低背コネクタ
タイコ エレクトロニクス ジャパンは、ファインピッチに対応した基板対基板コネクタシリーズとして3製品を発表した。IoT機器やスマートフォン、ウェアラブル機器などの用途に向ける。
- グラウンド配線の考え方
2つの装置(回路)のグラウンドがつながるような場合、原因が分かりにくい不具合が生じることがある。故障や誤動作を防ぐには絶縁(アイソレーション)用のフォトカプラが有用だ。グラウンドパターンに溝を入れるという対策が有効な場合もある。
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