ディスプレイ検査向けのCCDイメージセンサー:オン・セミコンダクター KAI-50140
オン・セミコンダクターは、スマートフォンのディスプレイ検査に対応する、50Mピクセルのインターライン転送CCDイメージセンサー「KAI-50140」を発表した。アスペクト比は2.18対1で、最新スマートフォンのディスプレイに対応する。
オン・セミコンダクターは2018年10月、スマートフォンのディスプレイ検査に対応する、50Mピクセルのインターライン転送CCD(電荷結合素子)イメージセンサー「KAI-50140」を発表した。アスペクト比は2.18対1で、最新スマートフォンのディスプレイ全体の検査に必要な画像キャプチャの回数を削減できる。
KAI-50140は4.5μmピクセルデザインを採用し、画像の詳細度や均一性などの重要な画像性能を提供する。1、2、4出力の読み出しアーキテクチャにより、最大4フレーム/秒のフレームレートをサポートする。
インターライン転送CCDイメージセンサー「KAI-50140」
29Mおよび、43Mピクセルの従来モデルとはパッケージピンの互換性を備え、既存カメラの設計に小さな電子的変更を加えるだけで対応する。これにより、新デバイス適用製品の市場投入期間を短縮できる。
標準的なモノクロおよびベイヤーカラー構成で、パッケージはセラミックPGAを採用する。現在サンプル出荷中で、量産は2018年末までに開始する予定。スマートフォンのディスプレイ検査の他、回路基板や機械組み立ての検査、空中監視などでの用途を見込む。
- グローバルシャッター搭載の産業用CMOSセンサー
キヤノンは、グローバルシャッター搭載のCMOSセンサー「3U5MGXSMAA」「3U5MGXSCAA」を発表した。全画素読み出し時のフレームレートは最大120フレーム/秒で、動く被写体もゆがみなく、正確な形状で撮像できる。
- 4.2μm裏面照射ピクセルCMOSイメージセンサー
オン・セミコンダクターは、1/1.7型、2.1Mピクセルの高感度CMOSイメージセンサー「AR0221」を発表した。4.2μm裏面照射(BSI)ピクセルの低照度と、優れたSN比性能で産業用途に適している。
- 撮像素子を高感度化した普及型画像センサー
デンソーは、周辺環境を認識し、車両の安全性能の向上を図る普及型の新型画像センサーを開発した。新たなレンズの開発と撮像素子の高感度化により、夜間の歩行者など認識対象を拡大した。
- 1.0MピクセルのCMOSデジタルイメージセンサー
オン・セミコンダクターは、グローバルシャッターを備えた、1/4型、1.0MピクセルのCMOSデジタルイメージセンサー「AR0144」を発表した。低照度から高照度条件まで、ノイズのない鮮明かつ正確な画像を高速で撮像できる。
- CCT測定に対応、XYZ三刺激True Colorセンサー
amsは、2.41×1.75×1.00mmの小型サイズながら、人間の目の反応に限りなく近い照度やCCT(相関色温度)測定を可能にした、XYZ三刺激True Colorセンサー「TCS3430」を発表した。
- 感度従来比2倍29MピクセルCCDイメージセンサー
オン・セミコンダクターは、29MピクセルのCCDイメージセンサー「KAI-29052」を発表した。500〜1050nmの波長で、同社従来製品の2倍となるイメージング感度を可能としている。
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