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ディスプレイ検査向けのCCDイメージセンサーオン・セミコンダクター KAI-50140

オン・セミコンダクターは、スマートフォンのディスプレイ検査に対応する、50Mピクセルのインターライン転送CCDイメージセンサー「KAI-50140」を発表した。アスペクト比は2.18対1で、最新スマートフォンのディスプレイに対応する。

» 2018年11月15日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 オン・セミコンダクターは2018年10月、スマートフォンのディスプレイ検査に対応する、50Mピクセルのインターライン転送CCD(電荷結合素子)イメージセンサー「KAI-50140」を発表した。アスペクト比は2.18対1で、最新スマートフォンのディスプレイ全体の検査に必要な画像キャプチャの回数を削減できる。

フレームレート最大4フレーム/秒

 KAI-50140は4.5μmピクセルデザインを採用し、画像の詳細度や均一性などの重要な画像性能を提供する。1、2、4出力の読み出しアーキテクチャにより、最大4フレーム/秒のフレームレートをサポートする。

インターライン転送CCDイメージセンサー「KAI-50140」

 29Mおよび、43Mピクセルの従来モデルとはパッケージピンの互換性を備え、既存カメラの設計に小さな電子的変更を加えるだけで対応する。これにより、新デバイス適用製品の市場投入期間を短縮できる。

 標準的なモノクロおよびベイヤーカラー構成で、パッケージはセラミックPGAを採用する。現在サンプル出荷中で、量産は2018年末までに開始する予定。スマートフォンのディスプレイ検査の他、回路基板や機械組み立ての検査、空中監視などでの用途を見込む。

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