4つの測定チャンネル搭載のパワーメーター:ローデ・シュワルツ R&S NRX RFパワーメーター
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、終端型と指向性パワーセンサーをワンボックスでサポートする「R&S NRX RF」パワーメーターを発表した。最大4つの測定チャンネルと5インチの統合タッチスクリーンを搭載している。
ローデ・シュワルツ・ジャパンは2019年3月、終端型と指向性パワーセンサーをワンボックスでサポートする「R&S NRX RF」パワーメーターを発表した。最大4つの測定チャンネルと高解像度5インチの統合タッチスクリーンを搭載し、操作性を向上している。
R&S NRX RFパワーメーターは、パワーセンサーを用いてマルチチャンネルのトリガーや測定を同期して行えるパワーメーターだ。2つのセンサーポートを標準装備し、オプションで4ポートにアップグレードもでき、センサーをUSBまたはイーサネット経由で接続もできる。
「R&S NRX RF」パワーメーター
同社の全ての終端型パワーセンサーがセンサーコネクターに接続でき、「R&S NRX-B9」センサーインタフェースモジュールを使うと、「R&S NRT-Z」ファミリーの指向性パワーセンサーを統合し、双方向伝送パワー評価の測定ができる。
50MHzと1GHzの基準発生器であるオプションの「R&S NRX-B1」センサーチェックソースモジュールは、連続波信号とパルス急傾斜信号を生成し、保留中の測定についてのセンサーテストが行える。
- 30μ秒未満の高速過渡応答時間に対応した直流電源
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、高確度と高速過渡応答時間を可能にした、直流電源「R&S NGL200」シリーズを発表した。電圧、電流、電力の測定で最大6.5桁の分解能を備える。
- 5G NRネットワークカバレッジ測定システム
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、5G NRネットワークカバレッジを正確に測定する「5G NRネットワーク測定ソリューション」を発表した。
- 車載センサー試験用のレーダーエコー発信器
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、自動車用レーダーエコー発信器「R&S AREG100A」を発表した。欧州無線機器指令で指定されている試験を、簡単かつ最適なコストで実施できる。
- GNSS受信機の性能を自動的に検証できるソリューション
ローデ・シュワルツ・ジャパンが「GNSSパフォーマンステストソリューション」を発表した。標準準拠の性能テストによる認定が必要な、eCallモジュールに組み込むGNSS受信機の性能を自動的に検証できる。
- 各種RF測定に対応した小型アナライザー
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、各種RF測定に対応したネットワークアナライザー「R&S ZNL」と、スペクトラムアナライザー「R&S FPL1000」を発売した。設置面積は408×235mm、重さは6〜8kgで、屋外でも使用できる。
- 波形更新レート100万回/秒のオシロ、6GHz帯に対応
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、デジタルオシロスコープ「R&S RTO2000」シリーズに、6GHzモデルを追加した。16ビットの垂直解像度と、波形更新レート100万回/秒の性能を備えている。
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