次はレーザーダイオードをタピオカストローに両面テープで接着し、配線を電池につなげば完了だ。マイナス端子に接続する70mmの銅線をハンダ付けし、両面テープを縦に半分に切ってレーザーダイオードに巻く。図6に示す。
図6で基板の右側に丸めたリードは単4乾電池のプラス端子に接続され、伸ばした銅線をマイナス端子に接続させる。基板と電池をタピオカストローに入れた写真を図7に示す。
図7で単4乾電池を押し込んで、右側の外に見える銅線丸めてバネ状に加工する。先端部とスイッチ部の写真を図8に示す。
図8左側は両面テープと一緒にレーザーダイオードをタピオカストローに押し込んだ。図8右側で丸めた銅線のバネを軽く押して電池のマイナス端子に接触させれば、レーザーポインターは点灯する。
初めて作る場合は製作に10分程度の時間はかかるが初心者向けの電子工作には最適だろう。
レーザーポインターやタピオカという言葉は若い人にも広く浸透しており、電子工作には無関心な人でも興味を持ってくれると思う。
部品代はまとめて購入すれば一式で50円程度だ。電池は使用済みで1V程度の電池でも十分使える。曲げた銅線を伸ばせば電池交換も簡単にできる。またレーザーダイオードの代わりに白色LEDを使えば超小型のLEDライトにもなる。
ぜひ、タピオカストローを使ったレーザーポインターの製作にチャレンジし、電子工作を楽しんでほしい。
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