RISC-V SoC FPGA向け開発キット : Microchip Icicle開発キット
Microchip Technologyは、RISC-Vを採用した同社のSoC FPGA「PolarFire」向けの「Icicle開発キット」を発表した。リアルタイムOSやデバッガ、セキュリティソリューションなどのRISC-Vエコシステム製品ネットワークを評価できる。
Microchip Technologyは2020年9月、RISC-Vを採用した同社のSoC(System on Chip) FPGA「PolarFire」向けの「Icicle開発キット」を発表した。組み込み画像処理やIoT(モノのインターネット)、産業用オートメーション、防衛、車載、通信アプリケーションなどでの用途を見込む。
Icicle開発キット
同キットは、250k LE(ロジック エレメント)のPolarFire SoCデバイスに加えて、PCIeコネクター、mikroBUSソケット、デュアルRJ45コネクター、Micro-USBコネクター、CANバスコネクター、Raspberry Piヘッダ、JTAGポート、SDカードインタフェースを備えている。
既に販売を開始しており、PolarFire SoC FPGAもアーリーサンプルの提供を開始している。同キットを用いることで、リアルタイムOSやデバッガ、コンパイラ、SOM(システム オンモジュール)、セキュリティソリューションなどのRISC-Vエコシステム製品ネットワークを評価できる。
容量4MビットのシリアルEEPROM
Microchip Technologyは、4MビットのシリアルEEPROM「25CSM04」を発表した。低消費電力の不揮発性メモリである同製品は、バイト単位の書き換えが可能で、複数の書き込み単位に対応する。
CoaXPress 2.0準拠マシンビジョン向けIC
Microchip Technologyは、産業用画像処理規格のCoaXPress 2.0に準拠した、マシンビジョンインタフェース向けIC「EQCO125X40」ファミリーを発表した。大量データを長距離高速転送できるCoaXPressの利点を、生産現場で活用できる。
エンタープライズ向けNVMe SSDコントローラー
Microchip Technologyは、PCIe Gen 4対応のエンタープライズ向けNVMe SSDコントローラー「Flashtec NVMe 3108」を発表した。データセンターなどでの利用を見込む。
SBDベースのSiCパワーモジュール
Microchip Technologyは、民生用ショットキーバリアダイオード(SBD)ベースのSiCパワーモジュールファミリーの提供を開始した。700V、1200V、1700V品をそろえる。
2D GPUと最大32MバイトのDDR2メモリ内蔵MCU
マイクロチップ・テクノロジーは、2D GPUと最大32MバイトのDDR2メモリを内蔵した32ビットマイコン「PIC32MZ DA」ファミリーを発表した。DDR2メモリを内蔵したことで、スループットが2倍に向上した。
1チップで実現した疑似ランダム雑音発生源
米Microchip Technologyの1チップマイコン「12C508」を使って疑似ランダム雑音シーケンスを発生させる方法がある。今回の記事では、ループ当たりの必要マシンサイクルを最小限に抑えられるアプローチを説明する。
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