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産業用途向け緑色レーザーダイオードams OSRAM PLT5 522EA_Q

ams OSRAMは、緑色レーザーダイオード「PLT5 522EA_Q」を発表した。赤色レーザーより視認性に優れ、バーンインが不要。従来の赤色レーザーから容易に置き換えられる。スキャンやレベリング、ドットプロジェクションといった用途に適する。

» 2022年05月09日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ams OSRAMは2022年4月、緑色レーザーダイオード「PLT5 522EA_Q」を発表した。既にサンプル提供を開始している。

緑色レーザーダイオード「PLT5 522EA_Q」 出所:ams OSRAM

 緑色レーザーは視認性に優れ、同社によると赤色レーザーより約4倍明るく視認できるという。スキャンやレベリング、生物工学、ドットプロジェクションといった用途に適する。

 PLT5 522EA_Qは、ビームを厳密に制御した端面発光レーザーで、連続発振モードとパルス発振モードの双方を使用可能。また、赤色レーザーダイオードと異なり、バーンインが不要だ。

 ピーク出力が20mW、ピーク発光波長は520nm、スペクトル帯域幅は2nm。最高動作温度は70℃で、信頼性に優れ、長寿命となっている。

従来の赤色レーザーからの置き換えが容易

 パッケージはTO56CANを採用。パッケージに、アイセーフ向けに必要となるモニター用フォトダイオードを内蔵している。

 赤色レーザーに一般的に用いられるケースグランドのピン配置を踏襲しているため、従来の赤色レーザーから容易に置き換えられる。

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