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温度測定と仕様の見方、導通/ダイオード試験と容量測定初めて使うデジタルマルチメーター(4)(4/7 ページ)

» 2022年11月30日 10時00分 公開
[TechEyesOnline]

34461Aでの温度測定の操作手順

 34461Aのパネルにある「Temp」キーを押して温度測定の設定画面を表示させる。

図6:34461Aでの温度を測定するための初期画面

 最初に画面左端にある「Probe」キーを押して、使用する温度センサーの種類と結線方法を指定する。通常は2線式(2w)を選択するが、精密な測定が必要な場合は4線式(4w)を利用する。白金測温抵抗体は3線式が最もよく使われるが、34461Aでは対応していないので2線式で測定する。

図7:34461Aでの温度センサーの種類と結線方法を設定する画面

 白金測温抵抗体(Pt100)を利用する場合は、0℃での抵抗値を画面にある「R0」キーを押して設定する。0℃で校正された白金測温抵抗体を利用する場合は、校正値を入力する。校正されていない場合は、100Ωとして入力する。

図8:34461Aでの白金測温抵抗体(Pt100)の0℃の抵抗値を設定する画面

 「Auto Zero」と「Aperture(積分時間)」の設定は、直流電圧測定や抵抗測定と同じである。「Unit」は表示する温度の単位である。

【ミニ解説】温度測定で使われる多点温度計

 一般に温度測定を行う場合は、1点だけ測定することより多くの測定点で温度を測り温度分布などを知るために使われることが多い。多くの点の温度を同時に測定するための測定器として、多点温度計がある。多点温度計は多点記録計、データ収集システム、データロガーなどとも呼ばれている。

 多点温度計は、デジタルマルチメーターで使われる高分解能A-D変換器と、測定点を切り替えるスキャナーによって構成されている。温度だけでなく直流電圧の多点測定も可能である。

図9:データ収集システム DAQ970A(キーサイト・テクノロジー)

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