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USB Type-Cの電源制御ってどうやっているの?Q&Aで学ぶマイコン講座(93)(10/10 ページ)

» 2024年08月05日 10時00分 公開
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STM32G0マイコンでのCCライン通信ペリフェラルの構成

 先述した通り、実際にUSB Type-Cで大電力をやりとりするためには、USB PDによるネゴシエーションが必要です。では、これを実現するCCライン通信ペリフェラルの構成はどのようになっているのでしょうか?

 USB PDの物理層の項目で説明した、BMCエンコード/デコード、4b5エンコード/5b4bデコード、SOP検出器として順序セットの検出/フィルターなどが搭載されています。

 STM32G0マイコンのように、CCライン通信ペリフェラルが搭載されているマイコンを使用すると、先述した物理層の処理全てがハードウェアとして提供されているので、堅牢なシステムを迅速に開発することが可能です。

<strong>図9:STM32G0マイコンのCCライン通信ペリフェラル</strong> 図9:STM32G0マイコンのCCライン通信ペリフェラル[クリックで拡大]

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