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2Dマルチタッチと3Dジェスチャ入力を融合、マイクロチップの開発キットマイクロチップ 3D TouchPad

Microchip Technology(マイクロチップテクノロジー)の「3D TouchPad」(DM160225)は、2Dマルチタッチと3Dジェスチャ入力の機能を融合した開発キットである。PCおよび周辺機器の用途に向ける。

» 2014年10月16日 12時10分 公開
[EDN Japan]

 Microchip Technology(マイクロチップテクノロジー)は2014年10月、2Dマルチタッチと3Dジェスチャ入力の機能を融合した開発キット「3D TouchPad」(DM160225)の供給を始めた。PCおよび周辺機器の用途に向ける。これ以外にも衛生機器やホームオートメーション、ゲームコントローラ、ウェアラブル機器、車載電子機器などへの応用も期待している。

 3D TouchPadは、最大10個のタッチポイントとマルチフィンガーサーフェスジェスチャに対応できる「投影型静電容量式2Dマルチタッチ」機能に、パッドから最大10cm離れた空間で3Dジェスチャを検出することができる独自のGestIC技術を用いた「3Dジェスチャ認識」機能を追加して融合した、新しい入力システムである。しかも、2Dマルチタッチ機能は、新たに開発した静電容量式タッチスクリーンラインドライバを採用することで、機能強化を図っているという。

2Dマルチタッチと3Dジェスチャ入力の機能を融合した開発キット「3D TouchPad」(DM160225)の外観

 3D TouchPadには、ドライバなしですぐに利用可能な「Windows7/8.x」および「OS x」向けの機能や、無償で提供するシステム開発者向けGUIやSDK/APIパッケージなども含まれている。

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