今までの調査で見つかった不具合は、
の3つだった。
基板左側の2つのDC-DCコンバーター回路で上側の回路は動作していたが、下側の回路が動作していなかった。この回路はCPUのIOポートで動作が制御され、インタフェースのフォトカプラの出力をオンにすると動作を開始した。下側のDC-DCコンバーターの動作も正常だった。下側のDC-DCコンバーターの拡大図を図8に示す。
図8中央上にあるフォトカプラで電源制御ICのTL494の動作が制御されていた。このフォトカプラはCPU基板の下に実装されていたIOポートで駆動されていた。
今までの調査結果の不具合点を修理することにした。なお、DC48V出力電源をDC38.4Vで使っていることと、電解コンデンサーが過電圧で使用されていたことは大きな問題があるので、ランプ電圧の確認と合わせてメーカーへ問い合わせした。
この続きは次回に報告する。
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