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−40〜125℃で周波数温度安定性±35ppmを実現、小型の車載用水晶振動子村田製作所 XRCGB-F-Aシリーズ

村田製作所は、2016サイズ(2.0×1.6mm)の車載用水晶振動子「XRCGB-F-A」シリーズを発表した。小型・高精度を実現しており、動作周波数の高周波化が進む車載用ECU用途に向ける。

» 2015年01月09日 08時30分 公開
[EDN Japan]

 村田製作所は2015年1月、2016サイズ(2.0×1.6mm)の車載用水晶振動子「XRCGB-F-A」シリーズを発表した。小型・高精度を実現しており、動作周波数の高周波化が進む車載用ECU用途に向ける。

 XRCGB-F-Aシリーズは、水晶素子の設計を最適化することで、−40〜125℃の動作温度範囲における周波数温度安定性を最小で±35ppmまで縮めた。周波数許容偏差は±30ppmである。小型・高精度を実現しており、先進運転支援システム(ADAS)向けやパワートレイン向け、Ethernetなど次世代車載LAN向け、画像処理向けなど、さまざまな用途のECUに対応することが可能である。

XRCGB-F-Aシリーズの外観

 XRCGB-F-Aシリーズは、公称周波数として24MHz品、25MHz品、27MHz品、48MHz品を用意した。これ以外の周波数についても順次、拡充していく予定である。なお、XRCGB-F-Aシリーズは、車載電装部品の信頼性試験規格である「AEC-Q200」に準拠し、RoHS/ELV指令にも対応している。

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車載 | 周波数 | 水晶振動子 | ECU | 村田製作所


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