「いまさら聞けない」基礎、次世代半導体、ディスプレイ、通信のテーマの中から、じっくり読んでいただきたい解説記事をピックアップしました。
EDN Japan/EE Times Japanで、2012年によく読まれた記事をテーマ別にピックアップしました。電子回路の基礎から、4G(第4世代)の動向、液晶ディスプレイの最新技術、SiC/GaNの課題まで、じっくり読んでいただきたい記事をセレクトしています。
ここでは、電源回路、MCU、コンバータについて基礎を解説します。いずれも、電子機器には欠かせないものばかりです。
超入門! イチから覚える電源回路
いまさらだけど電気・電源についておさらいしよう! 電源の良しあしは、回路全体の動作の安定性や精度を左右する……。この連載では、電気のお話からはじまり、電源、電源回路の基本的な考え方と、その設計に必要となる基礎知識についてイチから解説しています。
いまさら聞けないMCU入門
「どんな電子機器にも入っている」。そう言っても過言ではないMCUについて、基礎の基礎を解説します。
いまさら聞けないコンバータ入門
民生機器、計測、通信、自動車、工業機器、医療器……。あらゆる分野で使われるデータコンバータは、自然界、すなわちアナログの世界と、バーチャルなデジタルの世界を結ぶ半導体素子です。そのコンバータの特長と、使い方の基本を説明します。
USB 2.0に比べて約10倍のデータ伝送速度を持つUSB 3.0。きちんとおさえておきたい基礎事項を解説した3本をセレクトしました。
知っておきたいUSB3.0まとめ
USB2.0に比べてデータ伝送速度が約10倍になった新しい通信規格USB3.0。今回は、このUSB3.0について解説します。
新規格USB3.0、計測面ではどう変わった?
USB3.0の概要とその計測例をいくつか示します。USB3.0は最新の規格なので、半導体技術だけではなく、計測技術も含めて新たな手法を用いています。
携帯型機器にこそ役立つ「USB 3.0」、Wi-Fiではダメなのか
モバイル機器にどのようなインタフェースを備えればよいのか、機器設計者の腕の見せ所だ。USB 3.0はデータ転送速度が高く、電力を送る機能もある。HDMIやWi-Fiと比較したUSB 3.0の利点や欠点を紹介する。
Si(シリコン)に代わる次世代パワー半導体素子の代表選手といえば、SiC(炭化ケイ素)とGaN(窒化ガリウム)でしょう。開発は進んでいますが、それぞれデメリットを抱えています。
SiC/GaNデバイスは離陸間近
これまで、高いコストや歩留まりの低さなどによって、SiC/GaNデバイスの量産はなかなか立ち上がらなかった。しかし、2010年以降、複数のメーカーによる量産化の取り組みが加速している。
寿命「30億年」に「10年」が挑む
SiCパワー半導体を利用したシステム製品も登場しており、次は自動車への採用に期待が掛かる。だが、SiCにはまだまだ課題が残っていた。その1つが寿命だ。
SiC/GaNデバイスの量産採用に向けた取り組みが加速
「TECHNO-FRONTIER 2011」において、SiC/GaNを手掛けるメーカーが披露したデモを取材した。
Appleの「iPhone 5」がLTEに対応したこともあり、4G(第4世代)の通信規格は今後普及が加速すると思われます。とはいえ、4Gの技術は既に完成しているわけではありません。規定のレベルに近づくよう、エンジニアの努力が続いています。4Gの“今”が分かる4本をセレクトしました。
4Gの時代はもう来たのか、モバイルで1Gビット/秒実現へ
現在のモバイル通信の目標は、IMT-Advancedで規定されている。静止時に1Gビット/秒、高速移動時に100Mビット/秒というその目標をどうすれば実現できるのだろうか。
試験の観点から見たLTE
新たな規格であるLTEに対応した機器の開発では、従来とは異なるどのような測定手法や試験装置が必要になるのだろうか。
狙うはLTEやLTE-Advanced、まだまだ進化するアンテナ技術
KDDI研究所は、ワイヤレス・テクノロジー・パーク2012で、最先端の携帯通信方式であるLTEや、次世代のLTE-Advancedをターゲットにしたアンテナ技術を紹介した。
4G通信で変わるのはケータイだけではない、組み込みの世界が変わる
LTEなどの4G通信が注目を集めている。動画など大容量データの転送時間が短くなることが注目されているが、組み込みシステムを作る側からすれば、4G通信のメリットはそこにはない。
次世代ディスプレイとして大きな期待がかかっているのが、有機ELディスプレイです。材料、製造/量産の両面で、数々の課題が残っていますが、それだけに伸びしろの多い分野ともいえるでしょう。一方、液晶ディスプレイでは高精細化の競争が激化しています。ディスプレイの動向や最新技術を解説した4本をピックアップしました。
有機ELディスプレイ、「日本に勝機は必ず訪れる」
いまや韓国勢が先行する有機ELディスプレイ市場であるが、「材料面では日本がリードしている」と専門家は語る。
「理論限界を超える高精細化を実現」、4Kテレビ向け超解像で工学院が新提案
4K対応モデルは、ハイビジョンの映像信号を拡大し、「超解像技術」を使って画質を高めて表示している。そのような中、従来の理論限界を超える新方式を工学院大学の研究グループが開発した。
3D普及への道
一般家庭に3Dテレビを普及させるには、3Dメガネやディスプレイ、コンテンツの配信方法についての課題を解決しなければならない。3Dを普及させる上で問題となる事柄を指摘してみたい。
ディスプレイ技術の止まらない進化
有機ELディスプレイや電子ペーパーなどのディスプレイ技術には、どのような特徴があり、どのような進化を遂げているのだろうか。
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